2007-01-01から1年間の記事一覧

昨日の晩から降り積もった雪は30cmくらい?お正月に雪積もらないと雰囲気出ないよね。 そして、だめだめな感じで年を越えんとす。ここ一週間位は最悪。好きな人達の言動をあえて裏返しにとって悪い方に解釈したり、好きなのに嫌いなとこが一個でもあるとそ…

夏にK高から転入してきた男子生徒。それまでずっと野球一筋で生きてきたような子。才能もあって、でもそれ以上に練習にも励む。朝も晩も。それなのに突然ひじの故障で野球をすることが叶わなくなってしまった。友人も野球部ばかりで、自分一人取り残される疎…

クリスマスも例のごとくに相変わらず、「一人」だったわけだけれども、もし、もしこのままずっと・・!なんて恐怖が時折頭をもたげ、いや「恐怖」って何だ?とか冷静になる頭も同時に存在し、よくわからんまま過ぎた24のクリスマス。ひと一人をこのパーソ…

来年こっちで職を申請すると同時に、N県の私立高でも試験を受けようと思う。分かったことはこのまま勉強していけるなら、公立も私立も構いはしないってこと。大体生徒の本質なんてどこ行っても変わりはしないよ。Nかあ…行くのなら再来年?かと思っていたけれ…

嫌いなものは嫌いだし、受け入れられないものはどうしたって受け入れられないよ。このやり方は間違ってるのかな。固めた砦に偽りはないから、もっと楽に生きたい。どこかの誰かと比べたって、所詮私で生きていくしかない。むー疲れる。隣街の美術館の企画展…

見てしまった!恋が始まる瞬間を…!(ハチクロみたいだ)掃除の時間におとなしめの女子が転入生(一見速水もこみち似)の男子生徒にアドレスを聞き出す場面を!そこここで頻繁に繰り返される常なる情景と違い、きっとこれは始まりの瞬間。淡雪のように、ちらちら…

やっぱり、ミッシェルかっこいい。チバさんかっこいい。堕ちるとこまで堕ちて、そっから美しいもの探せばいいって気になる。バースデーの「プレスファクトリー」聴いてもやっぱりミッシェルだよとか思う。バードメン…!半年ぶりに立て続けに三本、吸ってしま…

今の仕事辞めて、春になったらずっと行ってみたかった場所に行く。春になったら。冷血で冷淡、さらに低体温でそれは百も承知です。小学生の頃から「これ」で悩んでいたのだから。ホントの核の部分は絶対簡単に見せない。変わろうとしたし、少しは変わったか…

何だか煩わしいことを一切考えたくない。こんなときは『宇治拾遺〜』が一番かもしれない。建前は授業のテキスト研究だけど。プリミティブで、ちょっとエッチで、最後におちもある。『今昔〜』のような説教臭さ、宗教臭がしないのもいい。こどもの時、夢中に…

胃が痛い。昼も夜もご飯が食べられない。お弁当は唐揚げに手をつけようとしたら、吐気が襲ってきて以来(一ヶ月位?)、恐怖になって持っていってない。私がこんなにゆらゆらしていたら駄目だろうと思う。紫煙の精神安定剤に頼ろうかとも思うけれど、半年近く手…

三浦しをんの小説の書き出しは緻密に計算された、無駄のない前菜のようで箸が進む。あとはメインまで運ばれてくる料理をゆっくり咀嚼すればいい。『きみはポラリス』の中では「裏切らないこと」が良かった、すごく良かった。巧いなあと思う。計算して散らば…

彼等の卒業や就職や進学を目にすることができないことにちょっとの寂しさを感じる。かと思いきや生意気な態度に腹も立てる。こんな繰り返しで時が過ぎる。きっとジェットコースターのように早い三ヶ月。何も気付けないまま、終わってしまうのかな。 あと実際…

沖縄最後の夜。天気も湿度も良好で良い旅行だった。コバルトブルーとエメラルドグリーンの七色に輝く海と沈む夕日。リゾート地特有のそっけなく、開放的な雰囲気漂う白い建物に光が反射。引率名目で個人的に楽しんでいた。首里城にひめゆりの塔に美ら海水族…

テスト用紙にむかう、シャープペンシルのカッカッカッという音が教室内に響いて心地好い。目を閉じてこの音を聞くと、心が研ぎ澄まされる。躰中が毛羽立つ感じ。高二生が紡ぎだす、調律のとれた和音。あとシナプスが結合した瞬間の瞳の煌めきはたとえようも…

夢のまた夢

芭蕉の次は和泉式部!と息まく。好きな歌人の研究は垂涎もの。彼女の並外れた言語感覚とセンスに圧倒される。どうしよもない想いが溢れ、それにつられて言葉が必死で追い付くといったような歌は本当に珠玉の逸品。硝子細工では決してない、血を吐くように絞…

すごくすごく好きなのに、聴く度に切なくて涙が出そうになり、堪えられなくなるのは決まってくるりの「ばらの花」 思い返す度に痛くなる、けどこの痛みが消えてしまったら気持ちが清算されてしまいそうで怖い。だから、痛みと共に沈殿している思い出を引き上…

漆黒の闇に浮かぶ青い水晶のように冷たくて遠いな。青白い顔のせいか「雪女」と称される。せめて頬と唇が薔薇色なら白雪姫になれたのに。(顔色だけな) 色々と素直になろうと思う。私は計算が出来ないし、今に知ったことじゃないけど頭も悪い。それを隠してお…

初雪観測。ひょおひょおと舞い散っては風に巻き上げられ、消えてゆく。猥雑さや喧騒や人間の醜悪な部分を掻き消す、ひたすら静かで厳しい冬の到来。物事を原寸大で見据えることができる点では冬は嫌いじゃない。あと、この街で過ごす最後の冬。 ミーハーな感…

なんだか薄っぺらな授業しかできてないなと反省して、芭蕉文集読み返して勉強しなおす。わかったことは、やっぱり楽しいなってこと。大学のゼミ発表を思いだす。一つわからないことが出てくると他の文献にあたってみたり、論文検索したりする。(田舎の図書館…

ムーミンの本は大人になってから読んだ方が効く。『ムーミン谷の11月』はまさにこの時期に読むのにぴったりかと思われる。ムーミン谷〜の登場人物はみんなどこかおかしいところがあって、それがまた愛おしい。私なんて欠陥だらけもいいとこだけれど、でも…

近代美術館へ。伝統工芸展。三浦小平次・佐々木象堂・伊藤赤水、県内の人間国宝の作品をメインに据える。藤田喬平のガラス工芸があると思ったのに、なかったのが残念…まぁ東京で見たばかりだからいいか。 藤田権六・ 増村益城・ 富本憲吉ここらへんは安定感…

ご飯を軽く食べたら、市の学習室へ行き、二時間位勉強をしてジムに行く。シャワーを浴びて、明日の弁当の準備をして、堀江敏幸読みながら眠りにつく。 朝は大体四時半に目が覚める。朝起きて勉強すると気持ちがいいから。まだ群青色の空がだんだんと鴇色に変…

久々の更新。これから少し滞りそうな予感がする。車の中で流すラジオにたまにメッセージ(リクエスト)を送るのだけれど、それぞれ違う番組に今まで4回送り、そのうち3回私のメッセージが流された。「こう書けば読んでもらえるぜ(にやり☆)」というつぼを心得…

今日はもう一仕事いやな仕事が残っている。早く終わらせよう。やっぱり君は私の理想型だ。自分の見識がはっきりしていて、それでいて他人を許容する寛大さとか、他人の懐に自然に入っていける大らかさ。やっぱりすごい!ってことを発見して嬉しく思う。憧れ…

まだもやもやを引きずっていて解決しない。一個人として確立しながら、なおかつそこに他人を許容する、受け入れる寛大さを持ち合わせる人でありたい。(なんだこの、自己啓発本のような誓いは・・)自分が強くなればなるほど、他人を受け入れる皿が小さく狭く…

強くなったぶんだけ、私は人に対して冷たくなったのだろうか。自分が一人で解決したことを他人も同じようにできるだろうと、突き放してしまうところがある。自分一人でどこでも行けるし、何でもできるし、生きていける、傲慢ながらこんな風に最近感じて、生…

中学生のときの友達二人(男)と飲む。一人は既婚者、もう一人は来春結婚予定。結婚指輪やウェディングドレス選びに付き合わされた彼らの話は微笑ましい。「結婚式は女のためにあるもんだよな」と。それでも幸せそうで、何よりだ。あとは「○○(私)って中学ん時…

「潮時」といいつつ、書いている。やっぱりもう少し続けられる限り続けようかと思う。 私の日常はいたって平坦で単調。学校と家の往復。業務に関しては辛抱・忍耐・抑圧そしてほんの少しの意地とプライドで回っている。出勤簿がようやく今年度の折り返し地点…

凪いでいる海のように心が不思議と穏やかだ。冷めたわけでも、引いたわけでもなく、ただもう穏やかだ。とても大切で、生涯かけて守りたい位に大事な人に変わりはない。けれど、新たな局面へシフトチェンジした、そんな感じ。人との繋がりは100人いたら、…

長月

苦手だった生徒とサシで話す。心の中に渦巻くわだかまりや濁りがしゅーーっと消えてなくなっていった。勤め始めた3年前から、私と折り合いが悪く、授業もまったく聞かなかった生徒。でも、今日は今までの分を取り戻したみたいでなんだか、なんだかすごく嬉…