2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ぽろぽろ零れる涙は綺麗だとは思えない。マスカラとアイラインがべったり落ちて、汚らしくなるこれ必須。まして舞台設定が便所ときたら、美しいはずがない。情けなさが勝る涙は自分に酔いしれないし、同情をひくための打算的価値すらないこの涙は排泄物と一…

月曜日は力も入らないし、起きるのが大変つらい。実家に戻ると不細工菌が培養されてしまうので、春までこっちで過ごそうかなあ。整えられていた生活リズムが二泊の実家滞在で狂うってどういうことだろ。お弁当も学校に持って行けなかったし。 あの子から来て…

マリー・アントワネットを観に行く。レイトショーにして正解。頭を使わなくていい映画は夜に限る。マカロン色のスクリーンにはいい夢が見られそうな魔法がかかっていた。ソフィア・コッポラ、キルスティン・ダンスト、という名前がお菓子みたいでいいなあと…

あの子がいとおしくて堪らない。いや生徒としてね。愛すべき子だなと思う。でもあの子も卒業していなくなってしまうのね。これからあの子には新しい世界がどんどん広がっていって、ここも自然と思い出に変わっていって、私の存在なんかもその一部分に過ぎな…

漠然とだけれども、あたし結婚も出産もしないんだろうなと思う。漠然とね。自分の母親が母親になった年齢を今まさに越えようとしている。一人でできないことをちょっと考えるてみる。車のタイヤを変えること、電気関係の配線に弱い、あとあれね、固く締まっ…

緞帳が下りたみたいにすごく眠い。靄がかかったように重たい。節々が痛いし、体調が少しおかしいな。いよいよやばいな。と冗談めかして生徒の前で言ってみる。10代のころ、死ぬことってそんなに恐怖ではなかった。このまま生が途切れて死に向かっても、別…

ラッドのライブには絶対行きたい。正攻法ではなく、言葉遊び的な要素がある歌詞やメロディーに心惹かれる。「おかずのごはん」でいったら『ギミギミック』とか『いいんですか?』など。今朝はラジオからダニエル・パウターの「バッドデイ」が流れていて、心…

上野千鶴子「サヨナラ、学校化社会」が面白かった。最近読んだ教育関係の本では久々のヒット。知育だけ教えていればよい。とは結構過激。でも「授業が全て」これ本当。彼女自身もアカデミックな場で、教鞭をふるっているからこそなのだけれど3流4流大学の…

覚書として 京都旅行 1日目― 伏見稲荷大社(橙色の鳥居が妖しくも幻想的。おもかる石は重かった)東福寺、方丈の庭(海に見立てた枯山水に落ち葉が舞い散る一瞬はもうこの世のものとは思えない美しさ) 2日目― 詩仙堂(着物を着て庭に躑躅と寒椿を植え、古典を…

気がついたら年が明けていて2007年だった。 毎年恒例の年末京都に出かけ、帰ってきたら中学の時の同窓会に参加し、映画三昧読書三昧で日暮。 来年度でこの町とも学校とも別れることになるのはそんなに大した感慨もない。それよりも早く新しい生活に身を…