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漠然とだけれども、あたし結婚も出産もしないんだろうなと思う。漠然とね。自分の母親が母親になった年齢を今まさに越えようとしている。一人でできないことをちょっと考えるてみる。車のタイヤを変えること、電気関係の配線に弱い、あとあれね、固く締まってしまった瓶のふたをあけること、むーあとはなんだろう。

ゆうべは自己嫌悪の嵐が吹き荒れる。自己嫌悪というか、あの人達のように自分ができないことが苦しい。能力の低さだとか、距離感のとり方だとか、そういった諸々を嘆く。能力の低さは後天的なものだったりするから、これから挽回できるかもしれない。問題は他人との距離のとり方だな。バランスのいい人になりたい。自分の心を固く閉ざしたままで、「はいちょっとそこ開けてみてよ」なんて無理な話である。