2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大学時代の友達(男)と遊ぶ。女性らしい言葉遣いやしぐさをする人なので、私の方がちょっと男になる。ぶっきらぼうな言い方や、甘い目線に対してきりっとシャットダウンをしたり。物事を冷静に眺められたり、話をきちんと聞いてくれたりと、いい人ではあるん…

こわばり

コンタクトレンズを変えた。葉脈や塵の一粒までもダンスをしていて、世界が回りだしたように感じるよ。「見ぬもの清し」とはいうけれど、ぼんやりと霞のかかった景色よりも、はっきりと世界が見えたほうがずんずん前を向いて歩ける。なんだろう、「見える」…

ロクシタンの練りチークを耳の後ろと手首にこすり付ける。体温の上昇とともに立ち昇る香り。消えかけの刹那、パッと華やぎを見せるのも、桜の散り際のようで、美しい。自分の感情を冷静に見つめると、職員室にいる時の自分はいつも覚醒していて、どこか緊張…

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家の前の公園に雪。午後からの太陽で大方溶けているけれど、朝方の静止したような木々は綺麗だったな。グリム童話みたいで。 できなかったことのリストを眺めて、休日の過ぎ行く時間を見送る。怒りや縺れや戸惑いや、そんなんばっかが頭ん中を占めていて、い…

ショセット

生理。昼休みに激痛に襲われ、脂汗。それでも午後の授業は待ってくれない。下腹部の鈍い痛みに必死で堪えながら、何とか乗り切る。私には『生理休暇』という名目の休暇は与えられていないので、やるしかないのだ。以前『生理休暇』で休みをもらっておきなが…

虚無なものに惹かれる

勤務時間中に、呑気に茶ー飲んでられる職場なんてここくらいだろ。精神疲労を癒すためという名目で、美味しいところや旨みをつまみ食いしている。そんな自分がいることに腹立たしさも感じるし、そんな感覚に絶対に慣れたくない。世間や民間のヒジョウシキが…

夢のあとさき

閉じてんなあ自分。他人の刷り込みでしかその人の評価を出来ない自分は、一回どうにかなった方がいい。悪意に満ちた発言、(まあ要するに悪口)を聞くとすぐに影響をされてしまう。私の美徳は「ひとの悪口を言わないこと」と小学生のような文言であるけれど、…

困ります

小林秀雄を読むときは、背筋を正して、気持ち2cm位中から吊り上げられている感覚で読むことにしている。というか、自然とそうなる。講談社文芸文庫『栗の樹』、読み始める。あとは、鷲田清一の『死なないでいる理由』タイトルが穏やかじゃないから、学校で…

放射線と円環

星が降りそうな、AM2:00。キンと張り詰めた空気を身に纏い、颯々と駆け抜ける。星座のように点々と灯がともり、臙脂色の光の先に私の住む街が見えた。啄木や林芙美子でもないけれど、鉛筆握った指を見つめて、「花のいのちはみじかくて、苦しきことの…

謹賀新年

あけましておめでとうございます。2009。今年はいろいろと勝負の年。年が新しくなるたびに、自分の年齢に一を足していくと誕生日になったときのショックを緩和できる。という話を何かで読んだ。年を取ることに「ショック」は感じないけれど、おまえは胸…