2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

終焉

斉藤和義の「アゲハ」を聴きながら、ラッキーストライクを吸う午後は。 単なる状況記録なので、タタムス。

小宇宙

うわついて夢のようだった桜の季節が終わると、地に足ついた緑の季節だな。年に二回、新緑の時期と紅葉の時期に地元の石油王の邸に行く。(知り合いでもなんでもないが…)石油王というと、豪奢できらびやかなイメージがつくが、ここは決してそんなことはない…

メモ

GIVENCHYでチーク(プリズムアゲイン)。シュウで日焼け止め。

ゆく春

羽毛ふとんに沈ませる体。ずれ落ちた眼鏡。 優しさという見せかけのオブラートに包んだ本心や欺瞞を見抜くことが得意です。自分がそういう人間だから、同じ臭いをかぎつけるのが上手いだけだ。歪んだ物の見方しか出来ないことは恥じ入るべき欠点。 友人の彼…

雨後の竹の子

教育とはなんだ作者: 重松清出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/04/26メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (14件) を見るすごくいい本だった。カンフル剤になるので、常に手元に置いておきたい。教育関係者はもちろん、そうでない方も…

掬う

いざよいながらしたためた。決して返ってくることのなかった、17歳の少女への手紙。波間にひっそり漂う泡。今も元気でやっていますか?あなたに一目会えなかったことも、後悔のひとつです。 たまに結ばれる、泡もうひとつ。 ちろちろ青い火をのぞかせ、燻り…

tacicaと一緒にACIDMAN(タモステは見逃した)の新譜『LIFE』を購入。もうっ完成度高いなぁ!名盤じゃけー。何だかひとつの思想に収斂して、以前よりも透過性が増した楽曲揃い。高みに昇華するかのような音源が気持ちいい。今年の春のBGMにする。ストロマライ…

メモ

4/27 新日曜美術館 「変幻自在に秘めた執念幕末・明治の絵師 河鍋暁斎」

さよならマーメイド

parallel parkアーティスト: tacica出版社/メーカー: LilBallet発売日: 2008/04/16メディア: CD購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (29件) を見るtacica、出ていたの忘れてたー!今日の面接の帰りにタワレコで買ってくる。久しぶりのスーツ。スト…

紙吹雪

夜中に祖父がトイレで倒れた。一昨年から肺気腫を患い、酸素ボンベの管を巻きつけて生活している。トイレ内で足を滑らせたのか、気を失い倒れていた。異変に気づいた祖母が大声で私を呼び、何とか事なきを得たのだけれど、何度祖父に呼びかけても返事がなく…

地団駄

久しぶりにフルメイクをして、前の職場の先生達と県北の城まで桜を見に行く。大方散ってしまったけれど、葉桜と華やかな八重桜。桜が終わるといよいよ新緑の季節だな。葉の隙間から光がこぼれる。景色がぜーんぶみどりになったみたいで気持ちいいんだ。 居酒…

舌先三寸

下手な問題解くより、柄谷行人読むほうがよっぽど建設的なのでは?!と、ただ単に論文問題が解けない反動から、焦って学生のころ読んでた柄谷ひっぱり出してきて読む。柄谷も己の頭で理解できるかと言えば明らかに「NO」なのだけれど、学生のころ分からず「…

パンと蜜をめしあがれ

つぐみが枝の先で跳ね、桜の花びらが雨みたいに降り注ぐ。髪にまで落ちてきて、かぶりを振るう。薄べに色と桃色の紙吹雪。かばんの中にも入り込む。これからこんなふうに図書館脇の光景を記録していく日々が続いていくんだろうか。この図書館はね、壁や床が…

紅日

図書館で青山七恵『ひとり日和』を借りる。結局、恩田陸はやめた。状況が今の私と似ていて(コンパニオンはやっていない)、うーって唸ることが多い。「あれほど歳をとってしまったら、もう大雑把な感情しか持っていないのだろうなあ」なんてとことか。(あとね…

くるりずむ

執着するときは規則正しいリズムを刻むのに、煙草も香水も吸わなくなったり、つけなくなったりするとその存在を忘れる。私にとって嗜好品はその程度のものでしかないんだろうな。でも今日は春の陽気につられ、久しぶりにチェリーブロッサムをつけてみる。甘…

花冷え

恩田陸の『まひるの月をおいかけて』遅々として進まない。なぜ?たまにしゅーっと加速が増すんだけれど、再びペースが乱れスロウになる。このまま最後まで読み続けてもよいものか。高校のころ通いつめていた図書館で勉強。飽きたら本を読んだり、安吾の碑の…

花散里

最終日、@ネットカフェより。 前日よりも遅く目覚め、哲学の道〜南禅寺。さくらさくらさくら…見渡しても桜ばかりですごいな。一生分の桜を見おさめたみたいで、おなかががいっぱいになる。こう言ってもまた来年見たくなるのだろうけれど。そのまま平安神宮…

彦乃・たまき・お葉

途中経過。(携帯電話) 8:50高松発、岡山へ。後楽園を散策した後、竹久夢二郷土美術館。原画は割りとくすんだ色で、いかにプリントされたものに目がなれているかわかる。感想やメモを簡単に手帳にかきつける。今まで一度も観たことのない原画や初版本を目…

玉藻よし

雨。本を読み尽してしまったので、キオスクにて『四畳半神話大系』を買う。高松行きの電車。雨で薄くけぶる景色、気温が上がると雨は蒸発して空に昇ってゆく。14:32高松に着くも雨のため、直島行きは断念。安藤建築観たかったけれど、また次に回すこと…

春の地殻

覚え書き・途中経過。(携帯電話) 瀬戸内海を見ながら、『夕映え少女』と『坊っちゃん』を読む。『夕映え〜』は四国の話のつもりで認識してたけど、再読すると違うみたい。9:50丸亀市で自転車を借りて散策。讃岐うどん(かまたま小)を食べた後、桜が満開の…

花宴

途中経過。(携帯電話) 今日は岡山泊まり。富山石川福井滋賀京都大阪兵庫岡山、一日で鈍行でこれほど移動できるのか。きままなスロウライダー。本に飽きたら右手に春の穏やかな日本海。ちょうど花の良い時期で、車窓からは黄色や紅色や紫。鉄道マニアの人達と…

むすめごころ

明日から10日まで旅に出る。青春18切符を駆使し、明日は金沢・大阪・京都を経由して岡山まで。明後日・明々後日は四国観光で、最終日は京都観光。桜がいい塩梅で咲き乱れていることだろう。旅に持っていった本を完読できたためしがないのだけれど、『夕…

来客簿

『乙女の東京』甲斐さんの本を読むと、上等でなくてもワンピースを着て出かけたくなるような、そんな気持ちになる。女(の子←もう駄目だっていうのは重々承知だよ)にうまれてよかったなと。燦々と光が降り注いだり、ぎゅんぎゅんビルが立ち並ぶ風景よりも、ち…

ワールドエンド

アンテナめぐっていると、そういや昨日から新年度開始してることに気づき、みんなが気持ち新たに働いているときに、のんびりできるって!・・八時起床って!なんだかちょっと後ろめたいよ。この気楽さに浸っていると、だめになるな。働かざるもの食うべから…

四月の風

いまだに生徒からメールが来て、その度に涙腺が緩む。自分が思っているより、思われていたことが素直にこの上なく嬉しい。例えその場限りの言葉であっても「この学校は糞だけど、マジで先生は最高だったよ!」なんて言われると、涙が溢れる。さよならをして…