困ります

小林秀雄を読むときは、背筋を正して、気持ち2cm位中から吊り上げられている感覚で読むことにしている。というか、自然とそうなる。講談社文芸文庫『栗の樹』、読み始める。あとは、鷲田清一の『死なないでいる理由』タイトルが穏やかじゃないから、学校で読むのは少々ためらう。

結局、そうならそうなんだろうな。わけのわからない大きな流れに身を委ねてみて、そこで何もなく終わってしまうのなら、それもまたよし。それならそれで、大河の流れの一滴のように、滔々と生きてゆくまでだ。と思う日もあって当然。365/1日を見送る。