2007-01-01から1年間の記事一覧

納得できないことがいっぱいあって、でも実際にはその納得できないことをやっているんだ。自分の核みたいな部分がすごく蔑ろにされている気になる。上がおかしい、おかしいと思っても実際そのおかしいことをやっていれば、共犯だろうな。おかしいと気づくの…

ふと思った。 会いたい人がいて、住みたい場所があって、なぜそれを抑圧するのだろう。と。実際それを実現できる立場にいるのに、纏わりついて離れない、そんなシガラミなんてなんにもないのに。(百歩譲ってあの娘の立場を考えてみるけど、やっぱり私にはそ…

昨日の研修に出て、蕗谷虹児展。今まではプリントされた彼の絵に魅力は感じていなかったが、原画は素晴らしく美しい。代表作の「花嫁」なんてプリントされたものとは比べ物にならない位に美しくてかなり感動した。今にも瞳を開きそうな、そんな迫力とリアル…

研修の一環で高校生に混じって予備校講師の授業に出る(古文)。テキスト理解は可能でも、あれほどの知識と技術はまだまだないなあと痛感。すごい悔しい。ただ、授業はパフォーマンスではないから、私が身につけるべきはテキストに対する正確な読解力。ひとつ…

「近美行きましたか?」の同僚の先生の言葉にはっとなった。「佐伯祐三良かったですよ!」と言われて初めて気づいた。忘れてたよー。近美の企画展に佐伯祐三が出ていることを!佐伯祐三は見たかった見たかった。「良かったですよー」と言われれば言われるほ…

業務後は図書館へ行って勉強して、軽くご飯を食べて、ジムへ行く。きつきつに詰めているのは考えなくていいあれこれとかを忘れるため。(もちろん勉強しなきゃっていうのはほんとのところ)結局また戻ってしまった。忘れるとか大丈夫とか、卒業とか。言って…

今年度で業務を終了させてください。と上司に伝える。ここ最近はずっとこのことばかり考えていて、気持ち悪くなりそうだった。何度も何度もシュミレーションをして、4年前の一世一代のあの告白の時の緊張がだぶる。「そういうことならよしわかった!がんば…

美術館で広重の浮世絵を観に行く。『三島』の朝霧が漂う背景のシルエット。これ以前にどこかで見たことあるなと思った。大学4年の博物館実習の最終課題は「木曽路六十九次」の『宮ノ越』にキャプションを付けることだった。その『宮ノ越』の背景のシルエッ…

考えても答えなんて出ない。「それ」を決めるのは私じゃなくて上の方たちだもの。辞める前から辞めた後のことを考えるのは今はすごく不毛な行為だ。ぜんぜん建設的に前に進めないから。 どのサークルにもそのサークルを成す人々の思想や考え方が渦巻いていて…

考えていた。軽い本を読みながらも、コーンフレークを食べながらも、シャワーを浴びながらも、斉藤和義聴きながらも、ずっと考えていた。今までのことと、これからのこと。 あの人がいなくても私の生活は回るし、回さなくてはいけない。あの人抜きの人生なん…

あの人にメールをするのは肥大化した妄想や期待を払拭するための、リセットするための行為。「あ、やっぱり『ない』んだな」っていう。あの人にとって私の存在はそれ以下にもそれ以上にもならない位置付けなんだなあ。 最後の最後の切り札は「もし彼女が居な…

セールの黒のカットソーもうワンサイズ小さいものにすればよかった。なんか袖のあたりがたるんで格好悪い。はてなを久しぶりにのぞく。アンテナ巡回していると皆さんいろいろ活動して、頭を働かせ、吸収してるんだなあと。(←あたりまえ)なんだか自分だけ時が…

セールに行けど、またしてもここでパワーを吸い取られ、結局黒の無難なカットソー一枚を購入するのみ。 生活と精神が荒れると気持ち悪いくらいあの人のことを考えてしまい、かっこ悪い。あの人の隣に並んで恥ずかしくない自分が今の目標で、そこが私のゴール…

本当にこの季節はすべてを吸い取られるかのように感じてしまう。苦しい切ない。眠たい。疲れる。テストが終了し、成績処理をした後は保護者会。。この時期のこの行事と流れは三年目になっても体がついていかない。すぐに容量が満タンになる。ぐったりという…

雨の日はどうしてこうも泣きたくなるんだろう。気持ちにセーブが効かなくて、どんどん溢れていきそうになる。感情を垂れ流したりしたら後できっと後悔するから、何とか理性で押しとどめるけれど、恋愛に理性って必要?とか。その我慢の先にあるものは自制心…

ああまた自己嫌悪。職場の同僚(男性)に冷たくあたってしまい、回りの空気も一瞬凍った。何で私はこんなに子どもなのだ?上手くかわせばいいじゃないか、いつものように適当に笑ってごまかして、流せばいいじゃないか、大人なのだから。変なところで敏感過ぎ…

この教員住宅で唯一気に入っている窓枠。コルビュジェが両親のために造ったという白い家を思い出させるから。で、コルビュジェといえば、前々からずーっと願っていた日曜美術館で今日取り上げられたのだ。実家のDVDに録画をしてもらい、再来週の帰省が楽…

体操着のハーフパンツからのぞく中学生の脚は綺麗だと思う。無駄な脂肪や毛がなく、つるりとしていて、何も施していない素の美しさがある。なーんにも手入れをしていないんだよーという健康的にすらっと伸びた脚。靴下を履かず、膝下が長いと一層素晴らしい…

相手を理詰めで攻撃するのは楽しい、のかもしれない。自分の主義主張を言い立てて、相手にぐうの音も出ないほどこてんぱんにやっつけるのは爽快なことなのかもしれない。脇差をひゅっと抜いて、一刀両断している姿がぼんやりとダブる。 私はそこまでできない…

先週チェコの絵本とアニメーションの世界展を見に行った。チャペック、トゥルンカから現代の作家まで。現代の作家の「チェコで一番美しい本(?)」(だったかな)の受賞作品よりも、古典派の作品群の方が秀逸だと思う。奇を衒う作風が感じられて、好きになれな…

仕事が終わったらジムで一時間汗を流すことと、近代文学漬けの習慣は定着しつつある。なまじっか元来「モテ」るタイプではないから、自分が女という対象で見られることに苦痛を感じる。こちらも向こうに好意を持っているというような態度でこられると、ます…

ここ数週間、学校が終わると携帯電話の電源を切る習慣がついたのはかなり重傷だと思う。気持ち悪い、怖い目に遭わされたから今はリハビリの時期なのだ。当分続きそうだよ。一回一回の授業の中で、腹の立つこと、頭にくることってかなりの頻度で襲ってくる。…

年下の男に「馬鹿だなあこいつは」と思われるほど、むかっ腹の立つことはない。「俺が守ってやらねば」的な態度にも虫唾が走る。私にとっては唾棄して然るべき行為。長女だからだろうか。甘えることや、寄りかかることがどうしてもできない。できないくせに…

辞職することを覚悟で、胸にその言葉を何度も何度も反芻して、校門をくぐった。 結果として全部が全部解決した訳ではないけれど、この問題は私の手からは離れていったようだ。それよりもこんな覚悟決めてきたのが馬鹿らしく思えるほど、不条理なことを言い立…

よくわからなくなってきた。仕事場での私の立場。簡単に切られる位置にいるのは確実で、そうなったときに別に未練もなにもないが、嘘、やっぱり授業計画とか、担任業務とか、テストとか、図書館とか、中途半端にやり残したことがあって、これは今年度で綺麗…

この季節はやっぱり「サマーヌード」だな。クラムボンもくるりもライブは平日で、こんな辺鄙な街から一時間かけていけない。さほど、「行けない」ことに関して執着心がなくなっていることに不思議な気持ちがする。最後に行ったライブ、思い出せない。 バレエ…

実家のDVDに昨日の鈴木成一を撮ってもらった。週末帰るのが楽しみだ。私は装丁から本との運命の出会いを期待することもあって、実際素晴らしい出会いを果たしたことも少なくない。泉鏡花と雪岱に見られるような作家と装丁家の関係ももっと勉強したい。(これ…

新日曜美術館、昨日は鳥居清長だった。天明のヴィーナスかっちょいい!!みんな9頭身、中には10頭身の人までいるのだ。春信の夢見る乙女の眼差しを残す柳腰の美少女もいいけれど、清長のおおらかで悠然とかまえる美女もなかなかに素敵だ。英山のスタイル…

この街はいつも曇り空の気がする。1時間かけて実家から戻ってきた。空は重たいし、風は冷たいし、気分は一向晴れないし。そんな時いつも思い出すのは松本のあの街で、頭上には高く高く澄み渡った真っ青な空で、大学へ向かう自転車から眺めるのは北アルプス…

頬がこけると必然的に鼻が高く見える!ということが分かった。暗黒一週間が過ぎ、今日は半日出勤でこれから一時間かけて実家に帰るよ。まずアパートの掃除と洗濯をしてから。実はまだ母の日に何も贈っていなくて、どうしようという状態。前もって用意をして…