クリスマスも例のごとくに相変わらず、「一人」だったわけだけれども、もし、もしこのままずっと・・!なんて恐怖が時折頭をもたげ、いや「恐怖」って何だ?とか冷静になる頭も同時に存在し、よくわからんまま過ぎた24のクリスマス。ひと一人をこのパーソナルスペースに組み入れるやり方自体、忘却のかなた。
2008年の目標もぼんやりと紡ぎ出しているところだけれど、『源氏〜』を読破するということも一つあげておく。この世界に身を置くならこれ読んでおかないと、かなり恥ずかしいんだってさ。『伊勢〜』『枕〜』『竹取〜』は何度読んでも面白いけれど、『源氏〜』ばかりは(ウソ、ほんとは『平家〜』もつまみ食い程度)あまりの難解さと分厚さに恐れをなして、学部時代から避けてきた。あーよんどきゃよかった。でも読み込んで楽しければ、これ以上ない位幸せだろうなあ。どうか、どうか好きになれますように・・!


冬枯れの川原と錆びた骨みたいなクレーン車。焚き火の匂いはきっと線香で、からからに乾いた雑草は死体。寂寥と哀愁漂う、この感じ。午後四時十分前。日が落ちる寸前の空気。一瞬見せる道化師のパントマイム。
師走後半。やらなきゃいけないことが山になって、今まさに崩れかからんとす。でも何よりも真っ先に着手したいのは肌の乾燥を食い止めること。大体粉ふきいもじゃない。
山崎ナオコーラ人のセックスを笑うな』読了。