ご飯を軽く食べたら、市の学習室へ行き、二時間位勉強をしてジムに行く。シャワーを浴びて、明日の弁当の準備をして、堀江敏幸読みながら眠りにつく。
朝は大体四時半に目が覚める。朝起きて勉強すると気持ちがいいから。まだ群青色の空がだんだんと鴇色に変化していく様子で得した気分になる。今日は思いがけず、金木犀の香りにも不意打ちをくらった。空の色を見ることと、パンケーキを焼くってことを楽しみに目を覚ますようにしている。

綺麗になってあの人の前に立つこと。英語を勉強してオランダへ旅行に行くこと。一生古典の勉強をしていられるようになること。 ふわふわした望みと願いだけど、あたしが生きてる意味はここにある。