2008-01-01から1年間の記事一覧

白い記憶

大学の学園祭で、まつもとへ。がしかし、先生のとこへ一緒にご挨拶に行くはずの友達は、ベイビーちゃんが熱を出して来られず、肝心の先生も大事な来客があり、お会いできず・・・なんともタイミングの悪い。ぶらっと模擬店を巡り、ソフトボールの試合を観て、こ…

衣と羽根

まだ何も闘っていないのに、そこで諦めるのはどうかと思う。あれしきのことで、あんなたった一回のことで嫌われたかな、呆れられたかな、とか悶々と悩むのは馬鹿らしい。第一あんなことを許せないなんて、そこで遮断してしまうなんて、狭量すぎるだろ。そこ…

千鳥格子

体育館はおそろしいほど冷えていて、ショパンの「別れの曲」なんかがぴったりだ。並べられたパイプ椅子に座ってみて、明日かー。と思う。貼るタイプのホッカイロは忘れないように準備しなくては。この間行った演劇よかった。「東京原子核クラブ」物理とか化…

ひとめぐり

多分きっと一歩踏み出すのが怖いんだろうな。傷つくのも怖いんだろうな。痛いのは出来れば避けたいんだろうな。認めてしまって後戻りが出来なくなるのが怖いんだろうな。その人の前に立っても意外と冷静なのに、一人になると果てしない想いに囚われて身動き…

銀色メタル

あの人と結ばれるのが私でなくても構わない。ただ、それが私の見知っている人であって欲しくない。公園のアナログ時計が満月みたいで泣きたくなった。悲しみに慣れることなんて出来ないのに、あの痛くて辛い経験に比べたらとか思ってしまっている。こんなに…

猫背で迂回

私を引き上げてくれた人が自ら命を絶った。人が突然壊れていく姿を目の当たりにした。裏と表を自在に遣い分け、腹の探り合いをしている人たちに翻弄された。この場に来てからも色々な軋轢やシガラミが渦を巻いていて、瞬間ふっと途切れそうになる。まじめに…

白と青

無理なことは分かっているのに、私はそれを無理やり実行しようとしてしまう。自分のことを嫌いで苦手な誰かがいて当然なのに、すべてに愛されようとしている。誰かと仲良く話をしていても、きっとどこかにそれを面白くないと思う人がいるってことは常に想定…

点線ペーパー

二日連続で洗濯物を干す。今日の方が風が強くて、水色のシーツがバサバサはためく。ベランダの前が公園で、桜の木の葉が紅く色づいている。でも、桜の葉の紅葉はあんまり美しくないな。職場から車で五分のジムに通いだして早一ヶ月。ウィークデイも週末もそ…

アットマーク

前任校に比べて仕事量がはるかに激減したおかげで、その分を優しさや気遣いだったり、授業の質の向上に回せる。学校の花壇で勝手にオクラと青ジソを育て、学年団の先生たちにシュークリームを配る。こんなに精神を安定した状態で、業務に励めるとはー。単純に生徒と…

とまどいニーチェ

銀盤みたいな月だな。耳鳴りがぼわーと続いていて、鉄道の汽笛。この半年間、ハイヒール履いて、爪の先をつるつるにして、毎朝学校に行っている。この場所で私が求められているのは何なのかと、私にできることって何だろうと考えている。仕事に対して情熱を…

シェルコレクター

またこの場に書き連ねていくことに多少の躊躇いがないわけではなく、少しの気恥ずかしさをぶらさげて帰ってきました。(出戻り)でも新天地に移ってからこれを書かずにおられようか、という出来事もいっぱいいっぱいあって、それに以前の日記を消すのは、以前…

終末のフール

久しぶりに曽我部さん聴く。(ここのHNの「はるこ」って曽我部さんの娘さん真似してつけたものだったな…) 見てよ 夜があけるこの瞬間 空のなんて色 午前5時僕はもう行かなきゃ いつか また逢おう 大切なものを見つけにいくのさ 変わらないものを探しにいくの…

メモ

健康診断表。日産自動車。市立図書館。免許証。県庁。引越し業者。スーツ新調。母の日の花。いとこにメール。会いたい人に会っておく。誕生日にメールを忘れない。落ち着いたら手紙を書く。あの子達にメール。

若草

わんこ可愛い可愛すぎるよ!!愛らしい仕草と容貌で、一躍我が家のアイドルの座を射止めた。手を差しのべると、ためらいもなく擦り寄ってくるいじらしさ。後ろ姿の儚げな頼りなさ。もうっメロメロ。自分がこんなにわんこにかまけるなんて思いもしなかった。…

メモ

改めて倍率50倍って、アホみたいな数字だなー。でも今までの人生の中で、口先だけで言われる「頑張れ」より、言われた嫌味や、虐げられたことの方が活力になってきたことは否めない。否めない。

蜜蝋

永い四月だったな。清算、クリアー、浄化、いろんな言葉を当てはめてみたけれど、ただ単にひと月休みたかっただけだ。何年ぶりかに訪れた穏やかな春だったわ。見たい映画や本、行きたい場所、欲しかった物、毎日のように洗濯をして、布団を干して、春の陽光…

メモ

買った→パウダーファンデーション(ルナソル) 日焼け止め(シュウウエムラ) スクラブ入り石鹸(ボディショップ) 巻き物(インド雑貨屋) 六花亭バターサンド、ストロベリーチョコレイト

5月3日に我が家に犬(ぱぴよん)がやってくる。今まで動物を飼ったことがなかったので、わんこやにゃんこの写真を見ても特に何も感じず、むしろあんまり動物って好きじゃないかなー位な人間(ボソ) 冷徹…。それが微細なきっかけでちょっとは人間変わるかな、…

終焉

斉藤和義の「アゲハ」を聴きながら、ラッキーストライクを吸う午後は。 単なる状況記録なので、タタムス。

小宇宙

うわついて夢のようだった桜の季節が終わると、地に足ついた緑の季節だな。年に二回、新緑の時期と紅葉の時期に地元の石油王の邸に行く。(知り合いでもなんでもないが…)石油王というと、豪奢できらびやかなイメージがつくが、ここは決してそんなことはない…

メモ

GIVENCHYでチーク(プリズムアゲイン)。シュウで日焼け止め。

ゆく春

羽毛ふとんに沈ませる体。ずれ落ちた眼鏡。 優しさという見せかけのオブラートに包んだ本心や欺瞞を見抜くことが得意です。自分がそういう人間だから、同じ臭いをかぎつけるのが上手いだけだ。歪んだ物の見方しか出来ないことは恥じ入るべき欠点。 友人の彼…

雨後の竹の子

教育とはなんだ作者: 重松清出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/04/26メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (14件) を見るすごくいい本だった。カンフル剤になるので、常に手元に置いておきたい。教育関係者はもちろん、そうでない方も…

掬う

いざよいながらしたためた。決して返ってくることのなかった、17歳の少女への手紙。波間にひっそり漂う泡。今も元気でやっていますか?あなたに一目会えなかったことも、後悔のひとつです。 たまに結ばれる、泡もうひとつ。 ちろちろ青い火をのぞかせ、燻り…

tacicaと一緒にACIDMAN(タモステは見逃した)の新譜『LIFE』を購入。もうっ完成度高いなぁ!名盤じゃけー。何だかひとつの思想に収斂して、以前よりも透過性が増した楽曲揃い。高みに昇華するかのような音源が気持ちいい。今年の春のBGMにする。ストロマライ…

メモ

4/27 新日曜美術館 「変幻自在に秘めた執念幕末・明治の絵師 河鍋暁斎」

さよならマーメイド

parallel parkアーティスト: tacica出版社/メーカー: LilBallet発売日: 2008/04/16メディア: CD購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (29件) を見るtacica、出ていたの忘れてたー!今日の面接の帰りにタワレコで買ってくる。久しぶりのスーツ。スト…

紙吹雪

夜中に祖父がトイレで倒れた。一昨年から肺気腫を患い、酸素ボンベの管を巻きつけて生活している。トイレ内で足を滑らせたのか、気を失い倒れていた。異変に気づいた祖母が大声で私を呼び、何とか事なきを得たのだけれど、何度祖父に呼びかけても返事がなく…

地団駄

久しぶりにフルメイクをして、前の職場の先生達と県北の城まで桜を見に行く。大方散ってしまったけれど、葉桜と華やかな八重桜。桜が終わるといよいよ新緑の季節だな。葉の隙間から光がこぼれる。景色がぜーんぶみどりになったみたいで気持ちいいんだ。 居酒…

舌先三寸

下手な問題解くより、柄谷行人読むほうがよっぽど建設的なのでは?!と、ただ単に論文問題が解けない反動から、焦って学生のころ読んでた柄谷ひっぱり出してきて読む。柄谷も己の頭で理解できるかと言えば明らかに「NO」なのだけれど、学生のころ分からず「…