朝、玄関の扉を閉め、車のドアを開けたところで香水をふりかけていないことに気づき、そのために部屋に引き返す。ランバンのこの薄紫色の香水はかれこれ二年近く使いつづけている。でも匂いの消滅が早いためあまり気づかれていないのだろうなあ。仕事柄気づかれても困るけど、気づかれないのも悲しい。あとこれは夏よりも秋から冬にかけての体温との方が相性がいいようだ。ただこれを一生の香水にするには難しいだろうなあ。年齢制限がありそうな匂いだ。

年齢といえば、年齢を若く見せたり、上に見せたりするのは気持ちが悪いし、年をとるのに別に抵抗はない。若く見られるのは恥ずかしいし、年上に見られるのは肩肘張っている証拠なのかなと思う。やっぱり年相応が一番いい。ジョークで21サイと言うのはウケルからであって本音ではない。今日言ってて気持ち悪くなったからここで清算、浄化。