土曜日の居酒屋はどこも満席で女三人路頭に迷う。仕方なく通りに面した名も知らない店で手を打つ。昭和30年代を意識した店内で、レトロな薬の看板とか映画のポスターをなどが壁一面に掲げられる。木造の校舎を意識した茶色の壁や床に裸電球。メニューにはおでんや焼き鳥、串かつ、給食のソフト麺やきなこの揚げパンが並ぶ。単価が驚くほど安い。出てきたお通しがキャベツの山盛りで、不意打ちをくらってげらげら笑う。思いのほか、楽しくて美味しくて話も弾んだ一晩だった。

今日の日曜美術館はスイスの画家たちだった。クレーに(芸術新潮図書館で見直そう)カリジュにボドラー。で、TRは長澤まさみ
あと近美で亀倉雄策展やってんの!