わっぱわっぱばっか言ってて気持ち悪いんだけど、暮しの手帖に載ってた足立商店がデパートで出張販売してた。息子さんの方が来ていた。県産の杉を使用した曲物は軽くてつぎめが丁寧で、優しい色合い。惚れてしまった。少し息子さんと話して名刺と箸置きを貰う。春先になったら本店に足を運んで購入しよう。デパートの近代画家展はいまいちで、やっぱり京都の近代美術館に行きたい。「夕べ」にしかり松園の描く女性は本当に綺麗。どこまでも白く、耳の辺りがほんのりと桜色で鮮やかな着物の色が色の白さを一層引き立てている。何を考えてるかわからない瞳がいい。古径は一点しかなかった…
その後トレーニングルームで自転車を漕ぐ。百間先生の阿房列車を読みながら、勢いをあげてペダルを漕ぐと自転車は「ゴーッ」という回転音をあげるのでさながら汽笛のようで楽しい。