「辞めよう」という決定打になったあの事件。いくら一生懸命やっても自分の思い通りにはできないこの心苦しさ。見限るのは簡単。あと2年は頑張ってみて、24で転職するとして、さて次の道をどうするか。いきてくんだ。自分の足で。
あの人の手ももう違う人の手を繋いでいるし。てかこれは自分が悪いんだけどね。肝心なサインに気づかない。気づけない。やっぱりどこかで欠陥がある。
軽く傷ついてみて、気持ちは預けてないのに、どこか相手のせいにして被害者ぶる。こういうところも直そうと思う。事後報告みたいな日記だ。いろいろあった1週間だったけど、失ったものも多かったけど、やっぱりこれは次に活かすしかないと思うわけだ。
ギアがどこにでも入るニュートラルな状態って私にとってすごく大切だ。前も後ろも右も左も周りがちゃんと見えるもの。

悔しくて悔しくて書かなかったけど、あの事件はくるりのライブ当日で最中に保護者と生徒との長電話でちっとも集中できなかった。全然聴けなかった。すんげー悔しい。馬鹿やろう。


あの人のことはすっきり流れてよかった。私には私を取り囲む好きなものたちや譲れない生活がたくさんあるの。それがあれば生きてゆけるし。日々の楽しいことは自分で見つけられる。そりゃこの時期だからちょっと街のキラキラに心を揺さぶられてしまうけど。もうあの悶々とした日々を送らなくていいかと思うとほっと胸をなでおろせる。あの日々は甘いというよりは探りあいばっかで、痛かった。来週の忘年会でも笑顔で話を聞いてあげられそうだよ。

あえて私が言うまでもないけど暮しの手帖社の「エプロンメモ」は本当に素敵な本だと思うよ。