cafeparadise2004-12-17

とうとう今日で最後の劇団公演。半年に一度、学生達がやってる演劇を観るようになってもう二年半の月日が流れた。毎回毎回楽しみにしているうちに、私はこの劇団のファンになってしまった。そのうち毎回一緒に観ている友達はある一人の女優さん(といってもその子も学生)に熱を入れるようになった。学生食堂でその子がご飯を食べているところを見たといって興奮していた。その子が今回キャストに入っていることで前からずっと喜んでいた。最後に配られるアンケート用紙に「ファンですって書いていいかな。自分のメアドもついでに書いちゃっていいかな。迷惑かな。」絶対そんなことないよ。そんなこと書かれて嬉しくないわけないよ。帰りに役者さんが花道を作ってお客さんを見送ってくれるんだけど、そこで彼女は突然目当ての女優さんに興奮した口調で「ファンなんですっ!応援しています!こ、これからも頑張ってください!!」と、握手を求め出した。女優さんは一瞬あっけにとられていたけど、すぐに綺麗な笑顔で「ありがとうございます」と微笑んでくれた。あーなんだかいいものみちゃったなー。という気持ちで心が満たされています。彼女の一生懸命さが可愛いかったし、女優さんもめっちゃ綺麗な人だったなー。その後で「ばかだったかなー。なんて言ったか覚えてないよ」と落ち込む彼女もすごく可愛らしかった。
でももう彼女と一緒にこの劇団の公演を観ることはできないんだろうな。淋しいなあ。学生をやめるのが残念なことの一つにこの劇団を観ることができなくなってしまうのが入っているよ。