2004-08-31 ■ 読 昨日の夜、久しぶりに宮本輝/星々の悲しみを読んだ。切なく、痛く、美しい。天体望遠鏡で星を観て「さびしいもんやな」というくだりはすごい。宇宙は果てしなく、星々は夥しくそのひとつひとつが悲しい光を放っている。最後につながっていく流れまで心地よい。