心の中で呟く日々で。

九月の一時期、仄かに金木犀の香りがしてすぐに消えたのだけれど、また香り始めた。その柔らかで、切ない香りに不意をつかれる。10月の高い空と金木犀と、くるりの「ロックンロール」またこの季節が来た。

どうも苦手な人(女性)がいて、まあ職員なんてウン十人といるんだから、そりゃあそういうことも当然だろう、とは思うのだけど。何だか常に「ワタシキラキラです!・幸せ(新婚)です!」ってオーラを振りまき、「ワタシよく気付くでしょ」といったことを鼻にかけていてる(ように見える)。他人のミスや、その重箱の隅つっついたみたいな気付きにも鬼の首とったみたいに高らかに言い放つ。すんなり自分の土俵に持っていったり、おいしいとこだけつまみ食いすることが得意で、汚いことは華麗にスルー。自分を如何に可愛く賢く見せるかってことに、計算機叩いてる(と見た)。生徒からも先生たちからも人気があるってことに絶対の自負がある(らしい)。一緒にいると疲れる。別にそんな深い関わりもないからいいんだけど、どうも苦手なタイプだ。ただ大抵そういう人の評価って高くて、私はそういう偽善とか媚とか、わざとらしさを見抜いてしまう方だから、私は騙されませんよって話。(てか、こんなに一人の人間のことを悪く言い立てるなんて、私の方がよっぽど性格悪くて歪んでるんだけど)

「でも俺は、いっつも損な役回りで、他人の尻拭いばっかで、泥臭くても一所懸命な○○さんの方が好きだな。」と言ってくれる人がいるから少しは救われる。のろけか。(いまだに学生時代の名残でさんづけなのは、そろそろ辞めたほうがいんだろうなー。)