雪輪

一応総括的なものを書き留めておこう。
やっぱりこの一年は変化の年だったな。一番は職場が変わったこと。結果、前の職場を辞めたことに後悔はなく、一歩踏み出すのも自分自身に任されていて、それは結局勇気なんてものではなく、私に必要だったのは覚悟だったのだな。動いてみて初めて自分がどこに照準を持って生きていきたいか、おぼろげながら分かった気がしている。二つ目はどこにもいけずに、囚われていた心がようやく解放されて、晴れわたった青空を眺めるような気持ちで恋愛をしていることだろうか。尼のような気持ちで、一生独りで生きてゆくのだ。なんて操を立てようとしていた自分が一年前に居たなんて信じられない。こんな楽しい気持ちを手放すなんて、そりゃあ無理でしょう。

意識、無意識に関らず、多くの選択肢を前にして何かを選び、逆に何かを捨ててきて、今私はここに居る。その判断が正しかったのか、間違っていたのか、良かったのか、悪かったのか、それは誰にも分からないし、そこに大きな意味はないのかもしれない。大切なことは選び取った結果をしっかりと受け止め、ひたむきに明るく生きてゆくということ。

ちょっと早いけど2008年、お疲れ様でした。