やさぐれモード

これ辞めれば、数々の苛立ちや腹立ちや胃痛の原因になってるものが軽減されるのかな。そうだよな。楽に生きるとは違うけれど、もっと自由に解放されて生きたい。人(つまりそれは不安定で偶発的な10代特有の感情)に煩わされる仕事が心底嫌になってきた。あっちもこっちも我儘な人達ばっかりだ。それにつられて、カリカリする自分も嫌悪。何十年もこの仕事をしている人を本当に尊敬します。この仕事に就いてようやく諸先生方の偉大さに気付く。
ここでの任務が、ピコンピコン点滅する残りわずかな忍耐と我慢で回っていて、擦りきれそうになる。消耗品と見なされ、道化の如く所望されるものとなる自分。指折り数えて解放される日を待っている。

といいつつも、「あげて」くれる出来事も確かに存在し。放課後のたわいもない会話や質問を教えてやる時とかな。上がって下がって、下がって上がる。空中に浮遊。たまに返ってくるものがあるから、やれるようなもので。この仕事全部嫌いかっていったら、そんなこともなく。矛盾を抱え、自分をだましながらやってきたな。