あの人に会ってから世界が少しだけ違って見える。毎日「なんとなく」じゃなくて「しっかりと意識を持って生きること」そうして注意深く生きていると、目の前が急にきらきらし出す一瞬があって、その瞬間全てに懺悔したくなるような、涙を流したくなるような気持ちに襲われる。そう神様にひれ伏したくなるんだ。

おぼろげながらではあるけれど、私の未来が少しかたちになってきた。あと一年半あそこで働いて、専門科目の力をめいっぱいつけて、必死で勉強して、そして目指していた公立に行こう。やっぱり行きたい。この夏これだけの答えを出せただけでも、よしとしようじゃないか。彼の存在はやっぱり大きい。これだけ人に与えている自分の影響力の大きさ、あなたはちっとも知らないんでしょうけど。


何をするにせよ先立つものは必要である。占い師に「お金貯まらないね」と言われたのが少なからずショックであり、もう少しきちんとしようかなと。今までは「働いているもんねー」で甘く見過ごして、ぱかぱか遣っていたけどさ。で支出にダイレクトに響くのはこりゃあもう「食費」でしょうということで、最近食ってない。貧乏学生みたいに。だって本や美術館やコンサートや観劇にかけるお金は絶対に削りたくないんだよ。そのためだったら、一食二食抜くのはぜんぜん苦じゃない。