外見だけは気を遣っているのに(髪を逆立て、ピアスを開けて、ブランドのバックを持ち歩く)、そんな見た目とは裏腹に気が小さくて弱くて、さびしがりやで甘えたがりな一面を見せられるときゅーーとなる。母親の再婚相手に罵倒され続け、小さい弟・妹の面倒を嫌がらずに見てあげた過去。自分が甘えたいときに甘えられなかった寂しさが溢れていて、突き上げてくる愛しさで熱くなった。転入生の話。不条理なこといっぱいあるけど、乗りかかった船なわけだし、投げ出さないできちんとこの子達のこと最後まで見届けようと思った。なんてったってまだ15・6なんだよなー。そしてもうあれから一年がたとうとしている。結果は普段の積み重ねとはよくいったものだ。

「夫婦犯罪」を観にいく。エミリ顔ちっさい!はいりさん顔おっきい!出演者が三人だけだったからか、なかなか動きの少ない芝居だったな。はいりさんの演技力でもっているような所もちらほら。エミリちゃんとはいりさんの犬猿の仲も、心底では通じ合ってるところをもっと描いてほしかった。そしたらラストもわかりやすかったんだろうなー。「かもめ食堂」も早く観たいな。沢木耕太郎さんの「銀の森」での紹介記事スクラップ済み。