少し寒さの緩んだ日。12月ほどの大雪に見舞われることは最近ないけれど、やはり2月になるまで油断はできない。しおれた猫じゃらしの上に何層もの雪が堆積されている。一番上の層は一番綺麗できらきらの光が乱反射。あの子が退学してからというものの、精神のバランスの均衡が保たれている。まあ結局は最後の最後までもめにもめたんだけど、もうあんな辛い日々は思い出したくない。毎日体に鞭打って目覚め、鬱とした表情でアパートの鍵をかけていたあの日々。どこまでもどんよりと暗く翳っていた日々。蛇のように陰湿なあの子に振り回された一年だった。

日曜日防水加工のラジオを購入したので、風呂場に持ち込んでいる。来週ミュージックスクエア安藤裕子東京事変がゲスト。これは聞き逃さない。