京都からは元日の朝に帰ってきました。誰もいない早朝のホーム。清々しさ溢れるこの空気とは裏腹に私の体調は最悪。

(忘備録)
一日目→詩仙堂恵文社進々堂→国立近代博物館(休)→南禅寺
二日目→東福寺(方丈の庭は休み)→雪舟寺→文化博物館(休)特別展行きたかったすっげー行きたかった。→錦市場六曜社→駅ビル
三日目→天竜寺→五条坂・三年坂・二年坂→八坂神社

頭を使えばわかりそうなものなのに年末休業中のことをすっかり忘れていました。でも人も少なくて(そりゃそうだろうよ)紅葉のころは立ち止まることなど困難だという東福寺も、一人でじっくり拝観。三門の圧倒的な美しさに涙が出そうになる。散った楓の葉はくすんだ赤色だったけれど、それはそれでいいのだと思う。八坂神社の橙色の灯篭が続く石畳を歩きながら2005年を振り返ってみたけど、自分の置かれてる立場が朦朧としてきて笑いがこみ上げてくる。高校生のころ大学生のころ、思い描いていなかった自分がここいにることが滑稽で、作り話みたいで、ふっと息を吹きかければ消えてしまいそうな蜃気楼みたいだった。まあこっちに戻ってきたら現実と地続きでやっぱりあそこが職場なんだわーと思っている次第。

で、それから。。寒さと疲れが一気にきたのか、その日食べたものを全て戻すという失態を犯す。喫茶店さん、京都駅さんトイレを有難う。夜行バスの中でも、気持ちの悪さは治まらず、時折目覚めてはトイレに駆け込み、嘔吐。終いには胃液まで吐き出す。目端からこぼれる涙と口元から垂れる涎とこみ上げる酸っぱいものたちとともに年明けを迎えました。散々。



これ弟の部屋から音楽かけながら更新してるんだけど、隣室の父親がふすまを勢いよくびしゃんっと閉めて眠りに入るようです。うるさいなら「うるさい」と一言かければいいようなものを。そういう態度でくるから頭にくる。私この人に対して一生愛情持てそうにない。向こうも同じだと思う。娘との距離のとり方がわからないんだと思うけど、不器用でも愛情あるなら可愛いよ。そこに一切私を可愛いと思う気持ちがないから心底憎らしい。好きの対極である無関心を装えない私も嫌いだ。血の繋がりがなくなったら楽になるのかななんて時々思う。