日記を書く気がしない。げんなりするほどの曇天で、一層心を塞いでいく。私これからどうなるんだろう。明日学校に行くのが心底苦しい。ここまで気持ちが落ち込むことってなかったな。あそこまで言われてよく正気のままでいれたよな。どうなるんだろう。築き上げてきたものが、がらがらと音を立てて崩れていった。所詮ほんの少ししか積み上げられなかったのかもしれないけど、時間という芽が確実に育っていたというのに。それすらもうないんだもんな。立ち上がるしかないんだもんな。声を張り上げ続けるしかないんだもんな。たとえ非難され、罵倒され続けれも。それがあそこで立っていく精一杯の術。


シュークリームも食べる。本も読む。涙も流す。あくびもする。セックスもする。チューハイも飲む。背中も掻く。運転もする。ヨガ体操もする。川原で寝転んだりもする。あの人のことを愛しいと思ったりもする。あわよくばお嫁さんにしてほしいと思ったりもする。辛いときもある。大笑いするときもある。みんな消えちゃえって思うこともある。そういうのを紡いでいくのが日々のくらしなんだと思う。だからこの状況下はきっといつまでも続かないから。
そう思うことにする。