2005-10-01 神無月 大きな縦長の窓から白くぼんやりとした光が入る。シャワーが霧状になってゆっくり漂う。目をつぶって肌にしみこませる。覚醒する朝のこの瞬間。たこわさびとイカの塩辛は今日の夜ごはんになる。おちょこの渦巻きを揺らすとろっとした八海山があれば最高幸せなんだけどなー。通知表を鞄に忍ばせているため、ずしりと肩に食い込む。判子押しがかなり下手くそなことは、この仕事ではっきりと自覚した。力の入れ具合がわからないんだよ。息を詰めて力をいれて押すと滲むし、軽く押すとかすれる。もう嫌です事務作業。