cafeparadise2005-02-25

我が家にお菓子づくり禁止令が出されたよ。卵は今すごく高いんだってね。食料品買わなくなったから知らなかった。
また飽きもせずチョコレートケーキを作ったよ。メレンゲの泡をつぶさないようにさっくりさっくり生地を混ぜていく。次の工程を頭に思い浮かべながら。焼き上がりを待つ約40分はオーブンが気になってしかたがない。何度も覗いては頷く。
この時間が好きなのは他のことを何も考えなくていいからだと思う。

みんなこういう気持ちにどうやってケリをつけて精算させているんだろう。環境が変わればどうにかなるものなのかな。日々の雑務に追われていって自然に蒸発していくものなのかな。こんなことでウジウジ書いてるのは私だけなのかな。みんな多かれ少なかれこういう気持ちを抱え込んでいて、それでも隠し通して乗り越えていってるんだろーしなー。あーでもやっぱり二年は長いわ。大学生活の半分だよ半分。
あの人は大学のあるあの街に最低あと三年、長くて五年はいるはずだし、アドレスも連絡先も知っているんだし、連絡をとって会うことは可能なのだ。でも絶対にそれはできないことで。図書館や生協食堂でばったり会って、戸惑ったり焦ったりすることはもうないんだなあ。視界の端に現れないかとキョロキョロすることはもうないんだなあ。名前を呼んでくれる声を直に聞くことはできないんだなあ。もう一生会うことはない人なんだなあ。これが一番悲しい。そう思ったら無性にまた悲しくなってきた。まだ同じ街にいるってことは幾分か心強いものだったんだな。そしてその唯一のより所さえ無くなってしまうのかあ。もーポカポカポカ。
いっつもおんなじことの繰り返しで、どーしょもないなあ。自分でも書いてて気持ち悪いという自覚は確かにある。めちゃくちゃある。でもウジウジするのもヤダけれど、こんなふうに自嘲気味になることも同じ位嫌い。支離滅裂。
「思い出しては何度もページをめくっちゃったから擦り切れちゃったよ。」と友達が涙を溜めて話してくれた。今の私もおんなじだよー。

お互いいつになったら笑って話せるのか。

私が食べる分のケーキは一切れで十分なんだけど。なーんか無駄に長くないか。