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図書館で仮提出の卒論を誤字脱字がないかチェックしたり、文章の推敲をしてたんだよ。そこに同じ卒論ゼミの先輩（留学していて今四年生）が「ねえちょっと今どんな感じか見せてー」と前に座ってきた。「あーいいですよ」と差し出す。先輩がどんどん読み進めていくうちに、はっと思い出した。無意識のうちに赤ペンで書いた「だらーっだらーっとやっていたらいつのまにか峠を越えていた」という気の早い卒論の感想とか、ばかでかく書かれた「図書館司書の資格をとる」という脈絡もない目標とか、「だめだーだめだーもう書けん」という行き詰まりの動向とか、へんてこな子どもの落書きとか全部見られたーー！！さらに好きな人の苗字とか！！もう顔から火がでるかと。先輩笑ってたし。いつもこんなこと考えている子なんだーと思われてしまっただろうか。（ほんとこんなことしか考えていないんだけどさ）普段はしっかり者でまかり通っているだけに余計恥ずかしい。これからは無意識のうちに浮かび上がってくる思いを文字にする癖やめよう。絶対やめよう。