晦日の横浜港では除夜の鐘の代わりに停泊中の船が汽笛を鳴らすんだ!ぶおーって、うへーいいなあ。素敵だなあ。やっぱりはいからな街だなあ。(ガラスの仮面一巻から)(→詳細http://www.env.go.jp/air/life/oto/KT/P35.html
三歳の頃、神奈川の大和市に住んでいて、あの頃の記憶は今でもかなり鮮明に残っている。性格形成の大事な時期を、いい所で過ごせたなーと思う。(でもそののち、今の実家の方に戻ってきて、見事にぐにゃりと歪んでしまったのでなんとも言えないけれど)
アパートの鉄の階段の一番上から下まで転げ落ちたこと。近所の男の子が大好きだったこと。その子が水疱瘡にかかったときは会えずに泣いてしまったこと。一人の女の子とその子をめぐって連日激しいバトルを繰り返したこと。八百屋で初めてのおつかいを体験したこと。母親と一緒に春の電車に揺られ、山下公園まで出かけたこと。
上手くいえないけれど、大和は今でも特別な街で、でも、もうきっとそこで暮らすことはできないんだろうなと思うとなんとなく淋しく感じる。
あーいいなあ横浜港。山下公園