月寒

私がこっそり打ち明けたことを何故第三者に伝達されなければならないのかについて。私が喋った事が、相手のフィルターにかけられ、削られ、その分余計な事を付加され、全く別物にすりかわる。これだから人に心の手の内を明かすのは嫌いだよ。私が思うこと、感じることの100%を正確に伝えきれないことにも、もどかしさを感じるが。口をついて出た時点で、相手の解釈に委ねられるのは当然のことだ。でも何か悔しい。私の預かり知らぬ所で、憐れまれたり、同情されたりするのが大っ嫌いだ。
教訓:一つ、自分の言葉に責任をもとう。二つ、心の手の内を明かすには人を選ぼう。