葡萄色の爪を落とす。鱗粉のように点々と残るのは、そのままにしておく。日曜日のこの時間は現実に引き戻される。さながら灰かぶり姫のようだ。南瓜の馬車と硝子の靴。金木犀の甘い匂いが漂う秋の夜。眠りについたらたむらしげるの銀河の魚のような夢を見るつもりだ。

安吾中上健次を論じた柄谷行人講談社文芸文庫を買う。予約していた小村雪岱の本も取りに行く。あと加藤周一も買う。普段はカバーなどかけてもらわないのに、つけてもらう。(ここの店のカブックカバーはランプの絵で最高にかわいいのだ。)資生堂のインテグレート結構いい。値段も安いし。口紅が良さそう。買ったのはゴールドのマニキュア(420円)
美白美容液のおかげかなぁ肌がもっちりしている。