滅入る

何度も見直しては、上書き保存の繰り返し。時間をおいてからまた改めて見返す。「・・なんだ」を「・・なんだ〜」に直してみたり、より最適な顔文字を選び出す。なるべく爽やかに、可愛らしく、さりげなく、そして僅かながらも知的エッセンスを付け加えることを忘れない。たった5行に何ほどつめるんだよ。そして、満を持してきたるは送信のあの瞬間。親指に上向きの力が働いて、押せないのね送信ボタン。5分はフリーズ。「送る、送るんだ、送るしかないんだ、きっとすっきりするから」「ええいもうままよっ、送ってしまえ!!」と、 かちっと ボタンを押す。。。「送信中」の画面。。。「わーもう後戻りできない!送ってしまったよ!」と、焦る。で、携帯をぱすっと放置。一仕事やりおえた後の達成感そして、とてつもない疲労感、脱力感。

待っている間は時間がだらあーと長くて切ない。ただ着信音が鳴った瞬間が一番満たされる。一番しあわせだと思う。開くともうそれで終わってしまうからさ。恐くてなかなか開けないのさ。で、開いたものはあっけなくそっけないものだったりして、余計に落ち込む。妄想がつっぱしり過ぎて、期待値が過剰に算出され過ぎた結果。いつもこうなる。

益田ミリのエッセイにありそう。でも決して不幸ぶるのが好きな人ではありません。21さい性別女子。