cafeparadise2005-01-10

コンビニでおでんを買ったおじいさん。自転車のかごに入れて走り出そうとするとビニール袋が倒れて、おでんの汁が流れ、はんぺんや大根の具もこぼれる。慌てて戻そうとするも、熱くて触れない。そうこうしているうちに汁はアスファルトに全部染み込んでしまう。かごの中には冷めてしまった具が残された。それを手で掴んで容器に戻す。胸がかーっと熱くなって、ただ傍観しているだけの自分に腹が立つ。自転車でよろよろと去っていく後姿見てると泣きたくなった。何か声掛ければよかったか。
年末、おじいちゃんの家に顔を出した時、おじいちゃん玄関先で小さくなりながら飾りの松を作っていた。その姿が可愛くて、切なかったことを思い出した。遠い昔の「おじいちゃんいつしぬのー」という無邪気で残酷な問いかけに「じいちゃんはずーっとしなないよ」と笑って答えていたことも思い出した。
まあつまり、おじいちゃんが大好きだって話だ。

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お尻が粟立つ。明日八時に起きる。
203号室の住人、今日も騒いだらただじゃおかないからね。怒らせたら恐いよ。扉ばしんばしん音を立てて閉めてやるから。丑三つ時に。