cafeparadise2004-12-22

忘年会シーズンか。バイト先でも忘年会の貸切り組みが入ったよ。あほみたいに盛り上げて、酔って、絡んで、酒臭い息を吹きかける。輪の中に入ったら楽しいのかもしれないけれど、部外者から見たらこれほどつまらないものはない。騒ぐのはいいけどそのテンションをこっちにも要求しないでほしい。愛想笑い。をひたすら振りまく。その場限りの空虚な関係。手付かずのグラスに注がれたシャンパンが、パーティーの終わりまで空しく泡を吐き続けていた。
幹事の補佐という役回りを率先してかってでて、会が白けないように、自らが道化となって、笑われ者に徹しつつ、料理を皆の皿に取り分け、飲み物をついで回り、そのたびに冗談を言うことを忘れない。なくなったら即座に店員に注文。同時にこちらの顔色も伺って、「おねえさん、気が利きくね」「シェフみんな料理満足しています。今日はどうもありがとうございました」なんて気をまわす。お兄さんあんたすごいよーと思った。サラリーマン。すごいよー。出世するんだろうなこういう人。