cafeparadise2004-10-27

冬の朝の空気はコップに注がれた水と似ている。空が淡く白くなっていくのが見える。長岡の親子救出で母親が助からなかったことをさっき知って、溜息がでた。ただ親族の家までテレビカメラが潜入したり、病院に待ち構えていたり、そんなものが果たして必要だったのか。地震関連のニュースがテレビに映るたび、各局の報道合戦に吐き気を覚える。家が倒壊して、恐怖で震えている人に「どういうお気持ちですか?大丈夫ですか?気をつけてくださいね」って見ればわかるだろ、大丈夫なわけないだろバカかお前は!心労と疲労でピークに達している時にマイクを向けられ、その姿が全国に晒される、それがどれ程ストレスを増大させるか、わかってんのか。大きな余震がおこれば、まるで楽しいものを見つけたかのように、我先にと群がるこのマスコミの体質。無神経にも程がある。必要なのは温かい食事と暖をとれる毛布だろ。マスコミは一社に限り、最低限の情報を知らせるだけに留めることはできないのかよ。腹痛のため感情垂れ流し。