かささぎの 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける(大伴家持)
奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき(猿丸大夫)
田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ(山部赤人)
あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む(柿下人麻呂)
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山(持統天皇)
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ(天智天皇)
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。